受験英語などでもよく出てくる表現に、「AとBの関係はCとDの関係と同じだ」がありますが、英語でどのように言うのでしょうか。
「AとBの関係はCとDの関係と同じだ」は、関係代名詞のWhatを使った構文で表すことができます。
A is to B what C is to D ⇨「AとBの関係はCとDの関係と同じだ」
意味的には、BにとってAはとっても大切なんだよと言いたい時に、他の例えを使って、重要度を強調する場合によく使われます。
<例文1>
I suppose the bald eagle is to the U.S. what Mt. Fuji is to Japan.
「アメリカにとってのハクトウワシって、日本にしてみたら富士山みたいなものだよね。」
直訳「ハクトウワシとアメリカの関係は、富士山と日本の関係と同じだ」
・I suppose ~ ⇨ ~と思う(確信はしていない)
<例文2>
Mr. Tanaka is to our high school what Mickey Mouse is to Disneyland.
「私たちの高校にとって田中先生って、ディズニーランドのミッキーマウスみたいな存在だよね。(それくらい人気者)」
直訳「田中先生と私たちの学校の関係は、ミッキーマウスとディズニーランドの関係と同じだ」
<例文3>
もちろん、重要性を強調するために比較するのでなく、単に対応関係を述べる時にも使います。直訳で考えると分かりやすいです。
Chopsticks are to ramen what a fork is to spaghetti.
直訳「お箸とラーメンの関係は、フォークとスバゲッティの関係と同じだ。」
つまり、「ラーメンはお箸でたべるように、スパゲッティはフォークでたべるよね。」 ということです。
<問題1>
さて、それでは以下の問題にチャレンジ!
Dog is to puppy as cat is to ________.
答えは...
ketten(子猫)ですね。
Dog is to puppy as cat is to kitten.
「犬ならpuppy(子犬)と呼ばれるし、猫ならkitten(子猫)だ。」という意味です。
<問題2>
Hand is to palm as foot is to _______.
答えは...
sole(足の裏)です。
palmは手のひら。「手の裏はpalm(手のひら)だし、足のうらはsole(足の裏)だ。」ということになります。
<問題3>
最後に、ディズニーシーが大好きなファン、マニアなら分かってもらえるようなクイズ。
StormRider is to Port Discovery what the smoked turkey leg is to _______.
答えは....
Chuckwagon(チャックワゴン: ディズニーの軽食を売っているスタンドのこと)です。
「ポートディズカバリーにとってのストームライダーって、チャックワゴンにとってのスモークターキーレッグみたいなものだよね。」という意味です。ポートディスカバリーといえば、ストームライダー。チャックワゴンといえば、スモークターキーレッグ。ということです。
このように、AといえばB、CといえばDと訳すとすんなり理解できる場合も多いです。