IELTSのスコアに不満があったら迷わず再採点をリクエストするべき!スピーキングやライティングのスコアは試験の特性により変わる可能性が高いからです。
IELTSにおけるスコアに納得できない場合
IELTSは英語検定試験です。英語力は「リスニング」「リーディング」「ライティング」「スピーキング」の各スコアとトータルスコアで評価されます。
しかしながら、受験してみると思ったよりもスコアが低く、結果に納得いかないという方がいるのも事実です。
このようなときのために主催者側は救済措置として「再採点(リマーク)」のリクエストを認めていますが、申請費用はなんと9000円。スコアアップがあった場合に限り、全額返金となっています。
したがって、再採点のリクエストはだれでも気軽に申請できるものではなく、試験の出来に自信があり、スコアアップを確実に見込める方に有効なシステムです。
再採点の申請をした場合、実際のところどのような結果になるのか非常に気になるところです。
スコアアップしやすいのはライティングとスピーキング
ライティングとスピーキングに関しては明確な採点基準はあるものの、当日にあたる試験官次第で評価が変わるというのも真実です。
理由は、答えが決まっているリスニングとリーディングに対し、ライティングとスピーキングの評価は試験官の主観が反映されやすいテスト形式だからです。
正しいスコアを出すには、当日の受験者によるパフォーマンス次第であるのはもちろんですが、適切な評価をしてくれる試験官にあたることも重要な要素の1つと言えるでしょう。
したがって、スコアの結果に不満があれば、再採点のリクエストは当然するべきだと考えます。
再採点( リマーク )をリクエストした結果
今回受けたIELTSの結果を不服とし、再採点をリクエストした結果です。
Speaking:6.5→8.0
最初に通達されたスコアよりも大幅にアップしていることがわかります!
もし、再採点のリクエストをせずに最初のスコアを受け入れていたら、せっかくの高い評価をみすみす逃していたことになるのです。
Writingで0.5、Speakingで1.5の誤差はひどいです、、、
ともあれ、今回のことから実力よりも低評価となって通知されることが本当にあるということが実体験によりわかったことは大きな収穫です。
スコアが低いと感じたら、自分を信じて再採点の申請を試みることをおすすめします。
まとめ
再採点のリクエストをする上で大切なことを一つあげるとするならば、IELTSにおける自分自身の実力を客観視できていること。
当日の出来とスコアの妥当性は、たった一度きりの試験ではつかめません。何度か受験してみることで判断がつくのです。